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2006年12月 アーカイブ

2006年12月01日

メタボリックシンドロームの定義

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」とは、内臓脂肪の蓄積により心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などの生活習慣病になる確率が高くなっている状態。生活習慣病と呼ばれている主な疾患には「肥満症「高血圧「糖尿病「高脂血症」などがある。それぞれは独立したものではなく肥満、とくに「内臓脂肪型肥満」が原因であることがわかってきました。内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態がメタボリックシンドロームと呼ばれ、健康の指標として国内外で注目されています、具体的に男性では腹囲が85センチ以上、女性では90センチ以上で、かつ、高脂血症、高血糖、高血圧の3つのうちの2つがあればメタボリックシンドロームと診断される。

腹囲が基準とされるかというと、脂肪のうち、腹囲の内側部分の内臓付近に溜まる内臓脂肪こそが、糖尿病、動脈硬化を起こす原因とされている。
また、内臓脂肪は糖尿病を防ぐ「アディポネクチン」というホルモンの分泌を減少させ、「TNF‐α(腫瘍壊死因子)」の分泌を増やしてしまいます。その結果、高血糖、高脂血症などが起こりやすくなり、糖尿病を起こす可能性が確率がさらに高くなる。。


普通体重  18.5以上 25未満
肥満(1度) 25以上  30未満
肥満(2度) 30以上  35未満
肥満(3度) 35以上  40未満
肥満(4度)    40以上  

食事からの改善

メタボリックシンドロームは、食生活、生活習慣を少し改善することで予防できます。
規則正しいバランスのとれた食事から心掛けよう! 

●適正体重を維持する
●ゆっくり食べる。
●主食はご飯にする。
●脂肪、塩分、糖分の摂りすぎに気をつける。
●野菜、乳製品、豆類、きのこ、海藻などを積極的に摂る
●食べ終わったらすぐ席から離れる
●規則正しく食事をする(3食必ず)
●油脂の多いスナック菓子は避ける

やはり食事は腹八分目にして一日3度きちんと取ることが生活習慣病を防止の近道です。
よく噛みゆっくり食べる、肥満の方に多いのが、早食いです。食事を取ると血中のブドウ糖が増え遊離脂肪酸が急速に減少し脳の視床下部の満腹中枢に「食事はいらない」サインを出します。このサインは食事を開始してから10分~15分で出る仕組みになっているので
早食いの方は満腹のサインが出たときはすでに必要量を越えた食事になってしまうため
肥満になりやすい。

 毎食前と空腹を感じた時は、生野菜のキャベツかレタスを大量に噛んでください。キャベツなら1個を半分に切り、それを3分の1に切り、ケーキのような形をしたものを5cm角に切り、よく洗って10分間かけて噛みます。10分噛むと脳の満腹中枢が活性化され1時間満腹感が続きます。この間に食事を終え散歩に出かけてください。大量の生キャベツを噛むことは、満腹感以外にも、便秘改善効果や、皺なしで痩せられるというビタミンC効果もあります。ソース、醤油、レモン汁ならかけてもOK!。

 1日で、牛乳200ml 1本+卵1個+魚80g(刺身5切れ)+肉80g(8×4×0.8cm)+豆腐1/2丁、果物大を2個青野菜は大量に食べる 
  

お酒との付き合い方

「酒は百薬の長」といわれてるお酒も大量に飲んだり毎日飲んだりすれば害だらけ上手にお酒とつきあおう

少量の飲酒なら善玉コレステロールを増やすためまったく飲まない方と比べれば長生きするといわれています。飲酒の量も度を越すと血液がドロドロになり「肥満」「糖尿病」「高脂血症」「高血圧」など誘因することになる。アルコールは心臓を刺激して心拍数を増やし全身の血流を盛んにして血圧を高めます。

●2日に一度は休肝日を設けよう
●少量のお酒をチビチビ飲む
●つまみは野菜や海藻など
●油っこいものは避ける

アルコールは必ず食事を摂りながら飲むようにしよう。飲み過ぎは内蔵脂肪を増やすので、少量をゆっくり飲むことが大切です。

肝臓には、アルコールだけでなく糖や脂分も送られ、分解、貯蔵、合成されて全身に供給されます。


2006年12月02日

ニート 「NEAT」

日常での効果的な運動のコツは「NEAT(ニート)」という言葉が注目されている。
 日常生活で立ったり歩いたりといった、運動とはいえない軽い動きをまめに行うと、体が消費するエネルギーが増え、「ニート」の値が増える。ニートが高い人では肥満が少ない。メタボリックシンドローム対策に有効なことが分かってきた
ニート(NEAT)英語「ノンエクササイズ・アクティビティー・サーモジェネシス
Nonexercise activity thermogenesis」の頭文字を取ったもの、直訳すれば「非運動性活動熱発生」症状が見つかってまだ間もない患者や、軽症であれば、食事療法と並行して行うことで、治療効果を上げる役に立ちそうだ。 

●階段を使う
●立って家事をする
●立って本を読む
●テレビを立ったまま見る
●子供と遊ぶ
●電車の中で立つ

やせ気味の人と肥満気味の人の行動を観察した結果、肥満気味の人はやせ気味の人よりも1日平均で約2.5時間座っている時間が長く、歩行時間が少ない傾向があることが分かった。立っている時間を1日に2.5時間増やすだけで約350キロカロリー(ご飯約1杯半分のエネルギーを余分に消費した計算になる。
日本ではBMI(肥満指数)が25以上を肥満と判定する。米国では30以上が肥満。

体をこまめに動かす習慣がある人では、ニートの値が高くなっているのではないかと考えられた。運動をしていない安静時であっても、体は基礎代謝や日常生活の身体活動でエネルギーを消費している。日常で体をよく動かしニートが高くなると基礎代謝が増える傾向があり、運動をしていない時でもエネルギーを消費しやすい体になる。
 
運動は食事療法とともに行うことで効果を得られる
 注意しなければいけなのは、ニートは食事療法との組合せで、効果が出てくるということ頑張って日常での活動を増やしても、食事療法がおろそかになると、十分な効果が得られない。またダイエットのような原料効果を期待すのは早計です。

日常から意識を変え運動してみる

中高年には何かしら故障をもっている人が多く運動によって隠れていた病気が発見されることも多々あります。運動を始める前に医師やスポーツドクターに相談するのがいいでしょう。
心臓病、高血圧、糖尿病など方は不適切な運動によって症状が悪化する場合が多い。血液検査や胸部X線検査、運動負荷心電図などの検査を受け医師の許可を得てから運動をはじめるにしよう。健康センターやスポーツクラブにはスポーツドクターが個人にあった運動メニューを作成し指導をしてくれるところもあるので最寄のセンターなど問い合わせてみよう。

日ごろの通勤などでできるところから改善はできるのでまずは駅までのバスなどを止め徒歩に変える。
エレベーターも使わず歩く。とにかく歩く日常生活の中での運動や動くという意識をうえつけ、自己から改善しましょう。なにげない普段の生活から変れますよ。軽い全身運動は血行を促進して疲労回復効果が期待でき、身体の部分的な疲れや精神的疲労の回復に有効です。


1.1日30分ぐらいのウォーキングがおすすめ

2.週4回の運動が理想

3.歩く速度や歩幅などパターンを変え運動に変化をつけよう。

運動の前の水分補給

運動中は新陳代謝が高まるので水分補給はかかさずしよう。高脂血症や糖尿病などで血液がドロドロの方は運動によってはさらにドロドロになる危険があるので運動の前・中・後は必ず水分補給しよう。
体重が数kg減少しただけで他の生活習慣に関わる症状(血圧・血糖値・脂質異常)も改善され。
運動の為に特別なことをするのではかえってストレスになる場合もあります。そのような方は生活の中でなるべく体を動かすようにすることで内臓脂肪は減り、メタボリックシンドロームを防ぐことができます。

1.運動の20分から40分前に補給

2.運動中もかならず水分補給

運動が45分以上続く場合や、強度の高い運動、気温や湿度が高い環境で運動する場合は薄めたスポーツドリンクを飲み、休憩をとるようにしましょう。
果汁ジュース、炭水化物の入ったジェリー類、ソーダ類、炭水化物が8%以上含まれているスポーツ飲料など糖分のたくさん入った甘い飲み物は、血糖値を急に上げ、それを正常にもどそうとするホルモンが働き、運動に必要な血中のエネルギーを余分に取っていってしまい、パフォーマンスの低下にもつながるので避ける。

2006年12月04日

糖尿病

糖尿病は血糖値が高くなる病気です。血糖は血液中のブドウ糖のことで生きていくためのエネルギー源です。日本人の成人の約6人に一人かかっているといわれてる糖尿病はすい臓から分泌されているホルモンに一種で、インスリンが何らかの原因で不足したり効き目が悪くなったりすることによって血糖値が増えすぎる高血糖の状態になって起こる病気です。血糖値が高くなるとコレステロールを運ぶリポたんぱくに糖がしみこんだ糖化DLや脂質が酸化した酸化DLなどを作りやすくなります。これらは細胞の中に取り込まれないために血液中をめぐって血中コレステロールを値を上げ血液をドロドロにしてしまいます。動脈壁に蓄積して動脈硬化を加速させてしまいます。

●1型糖尿病 生活習慣に関係なくスすい臓に散在する細胞群ランゲルハウス島の炎症をともなう自己免疫異常によりインスリンの生産ができなくなって発症する。

●2型糖尿病 遺伝的要素などや誤った食生活、運動不足、肥満、ストレスなど重なってインスリンの
 血糖値をさげる力が弱くなったりインスリン分泌が低下して発症。なんと日本人の糖尿病の95%を占める。

放置するとおなかがすく、のどが渇く、身体が疲れやすい手足がしびれやすいなどの症状が出てくるころには糖尿病がかなり進んでることが多い。同時に合併症もでてることが多い。症状が出ないからといって放置していると身体のあちこちに障害が起き糖尿病の三大合併症である糖尿病網膜症、神経障害、賢症になり、失明、手足のしびれたり人工透析を受けなくてはならなくなったりします。糖の多いドロドロの血液は全身の血管に動脈硬化を起こして心筋梗塞や脳梗塞などさまざまな病気を引き起こします。

3つの検査方法
1.空腹時血糖値 8~12時間絶食した後採決して血糖値を調べます126/㎎/dl以上の人は「糖尿病型」と診断され、これが2回出たら「糖尿病」と診断されます。

2006年12月06日

女性のメタボリックシンドローム

中高年男性に多いとして話題になったメタボリックシンドロームは実は女性こそ再認識すべきと専門家は声がそろえていう。厚生労働省の定めた基準では女性向きには緩すぎるという現状だ。

日本人女性が内臓脂肪型肥満を意識すべき目安は80センチとしたほうがいいという結果、18歳の時の体重と比べて現在どれぐらい増えたかを目安するのが現時点では最善。身長の成長がほぼ止まる18歳を基準に体重が5㌔増えた人は危険域10㌔増えたら確実に内臓脂肪症候群の疑いがある。女性の場合35歳を過ぎたころから要注意。若いうちは内臓脂肪より皮下脂肪が先に付くが35歳ぐらいから内臓脂肪が付きやすくなる。忘年会シーズンはスケジュールを立て宴の前日など和食を中心に摂取カロリーを控え食べすぎ、飲みすぎに注意。冬場は血行不良になり基礎代謝が低下するので糖質をエネルギーに変える働きのあるビタミンB1、脂質をエネルギーに変えるビタミンB2を摂取しよう。

「このくらいは大丈夫だよね!」「自分にはまだまだ関係ないわ!」などと思っていると、本人の自覚のない間に、ドミノ倒しのように一つの疾患が次から次へと進行して行きます。厚生労働省の2004年11月の調査よると予備軍を含めると、40~74歳の男女では、男性は約50%、女性は約20%の人が「要注意!」に達しています。
しかし、肝心なことは、この内臓脂肪は生活習慣(食生活&運動習慣)を見直すことにより皮下脂肪とは比べものにならないくらい簡単に落とすことができるのが特徴です。

女性の方も十分注意して少しでもメタボリックシンドロームにあてはまるなら早期改善が必要です。自覚して運動、食事を心がければメタボリックシンドローム脱出できるでしょう!

BMIとは

BMIとは、身長からみた体重の割合を示す体格指数。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
   
 標準BMI=22           25以上=肥満 
    
25未満18.5以上=普通    18.5未満=やせ

例--身長170センチ 体重75kgの場合
 BMI=75÷1.7÷1.7÷=26.0→肥満

体重÷身長の二乗がこの値の時、病気になる確率がもっとも低いという疫学調査から導き出されました。この値がボディマス指数(BMI)。

●BMIが「25」を越えたら要危険!BMIが高くなると、高脂血症や高血圧、糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなります。

2006年12月12日

中性脂肪とは

●中性脂肪
メタボリックシンドロームと密接な関係のある中性脂肪(トリグリセライド)は部位によって皮下脂肪・内臓脂肪などと分類されていますが、いずれも中性脂肪が蓄積したものであるのです。
「お腹のたるみ」「肥満のもと」などと、とかくキラワレがちな脂肪。でも、一方では、エネルギー源になる、体温を保つ、衝撃から内臓を守る、など、体にとって大切なはたらきをしています。この脂肪組織の中に最も多く存在しているのが中性脂肪です。
中性脂肪は、糖質の2倍以上のエネルギーを持っています。体は非常時に備えて、この中性脂肪をせっせとためこむクセがあります。これは、栄養が十分にとれなかった昔、生命を維持するために備わったしくみですが、食生活が豊かになった現代の日本では、むしろ中性脂肪をため過ぎないよう注意することが重要になっています。
食事でとった中性脂肪は、口の中や小腸でいったん消化、分解されて小腸壁をくぐり、再び中性脂肪となります。そして、血液中を運搬され、筋肉や臓器など全身の組織に行き渡ります。このときエネルギーとして使いきれずに余った分は、脂肪組織に貯蔵されたり、肝臓に取り込まれたりします。また、食べ物でとる以外に、中性脂肪は体内(肝臓など)でもつくられています。
食生活の改善や適度な運動は、中性脂肪に限らず、私たちの健康を維持する大切な働きですが、厚生労働省が科学的実験に基づいてその効果を認定した「特定保健用食品」を積極的に摂取することも健康への第一歩です。

●グロビン蛋白分解物
最近の研究で中性脂肪がたまるのを防ぐことがわかった「グロビン蛋白分解物」という物質です。「脂肪の吸収を抑える、「脂肪の代謝を高める、脂肪をたまりにくくするこの3つのポイントで、中性脂肪がからだにたまるのを防ぐ物質として注目されています。
食べた脂肪は小腸で分解され吸収、中性脂肪として血液の中に入ります。この時、小腸で脂肪を分解する酵素(膵リパーゼ)の働きをGDは抑制します。これによって、脂肪が分解されにくくなり体内への吸収が抑えられ、その結果、体内に蓄積される中性脂肪量が少なくなるという構図です。またGDは、インスリンの働きを活発にすることによって、血液中の中性脂肪代謝酵素リポ蛋白リパーゼ、肝性トリグリセリドリパーゼの働きを高め、血液中の中性脂肪の代謝を促進します。同時に肝臓での脂肪酸の酸化を促進することにより、中性脂肪の肝臓での再合成を抑制し、肝臓や脂肪組織への脂肪の蓄積を抑制するのです。

2006年12月13日

合併症

一つの病気にかかっているとき、同時に起きる他の病気のこと。併発症ともいう。糖尿病は、糖尿病に関連したさまざまな合併症を起こしやすく病状を進行させます。
「メタボリックシンドローム」は、「肥満」「高血糖(」などの動脈硬化因子が一個人に重複して存在している状態の事を指します。
メタボリックシンドロームで注意したいのは、それぞれの異常が軽くても合併するとリスクが高いという点です。少し高血圧気味、少し太り気味、少し血糖値が高い・・・。こうした症状でも、積み重なることで非常に高リスクとなります。原因についてはまだ明らかにはされていませんが、生活習慣と遺伝要因によるものだと考えられています。高血圧と診断された際には、その他の病気とのかねあいが非常に重要になってくるのです。

メタボリックシンドロームとは、直訳すれば「代謝異常症候群」。インスリン抵抗性、内臓肥満、高中性脂肪血症、高血圧などの危険要因が重複すると、危険度がさらに高くなることからこう名付けられました。米国の基準では、「耐糖能異常(または2型糖尿病)」「高中性脂肪血症」「低HDL(善玉)コレステロール血症」「内臓脂肪型肥満」「高血圧」のうち、3項目以上満たす場合をメタボリックシンドロームと定義しています。この基準を満たすと、糖尿病を発

「食事は腹八分目」

「野菜・食物繊維をしっかり摂取する」

「糖分、塩分、動物性脂質の摂取を控える」

「運動を心がける」

「禁煙」

「ストレス発散のための飲酒や、過剰な飲酒を避ける」

「睡眠」

など上記のことを守れば合併症やメタボリックシンドロームの発生は防げるはずですので
家族や周りの方の応援で阻止できるでしょう、ただし本人のやる気が一番ですが。

内臓脂肪

メタボリックシンドローム(内臓脂肪)の増加は、糖尿病、血栓症、動脈硬化・高血圧症の促進につながります。
内臓脂肪が多く作る悪玉物質の一つは、腫瘍壊死因子(TNF-α:Tumor Necrosis Factor-α)という物質です。名前の通りに悪性細胞を攻撃します。ただ、攻撃の中に、兵糧攻め的な作用があり、細胞が血糖を取り込むために必要なインスリンの効果を低下させます。このために、体全体のインスリンの効果が悪くなり、糖尿病の原因となります。
腫瘍壊死因子とは別のインスリンの作用を低下させる物質の産生も確認できています
「隠れ肥満」も、この内臓脂肪蓄積型の肥満に含まれている。
皮下脂肪に比べ、糖尿病や高脂血症など、多くの生活習慣病の基になる“諸悪の根源”である。これらの合併症を持っている人は、まず内臓脂肪を減らす必要がある
中でも危険な肥満が内臓脂肪蓄積型の肥満だ。中高年の男性に典型的で、やせているのにお腹だけが出ているタイプに多い。内臓への脂肪蓄積によって、糖尿病(耐糖能異常)や高血圧、高コレステロール血症などが同時に進行すると、「内臓脂肪症候群」と呼ばれる状態になり、やがて動脈硬化による脳卒中や心筋梗塞(こうそく)に発展する可能性がある。
何よりもまず大事なことは内臓脂肪の量を正確に把握することで、そのためにはエックス線断層撮影(CT)装置が必要。「手間や医療費の問題があるが、最近は糖尿病や高脂血症などに良い薬ができているため、医師が内臓脂肪の危険性の説明に時間をかけるよりも、薬を出してしまうケースもあるという。「内臓脂肪を減らせば、薬を使わずに済んだり、使っても少量で済むようになる」目標はお腹の断面で見て、内臓脂肪の面積100平方cm(簡単に言うと、10cm×10cm)以下。「内臓脂肪は増えるのも早いが、減るのも早い。食事だけで、かなり代謝は改善される。まず内臓脂肪を減らすことが大事。

内臓脂肪はホルモンの関係で、女性よりも男性のほうがつきやすくなっています。男性は筋肉が女性より多い分、筋肉の熱源としての内臓脂肪も多くなっているのです。
女性はどちらかというと、内臓脂肪よりも皮下脂肪のほうが多くなります。といっても、男性に比べてということであって、不規則な生活をしていると、内臓脂肪が付いていきます。

内臓脂肪がつきやすい人は、昔スポーツをしていたが、今はやめて運動しなくなった人、ダイエットをやめてリバウンドした人、不規則な食事をしている人に多いといわれています。

2006年12月15日

「EPA」「DHA」は魚類から摂取する必要栄養素

中性脂肪は人が活動するエネルギー源で大切な成分であるが過剰にあると身体の中に貯まりメタボリックシンドロームやさまざまな問題の原因になる。EPAとDHAは過剰な中性脂肪を低下させる作用のある大切な成分体内では作ることの出来ないため、食品から摂取する必要がある。これが必須脂肪酸。
しかもEPAとDHAは食材としては動物性の肉や野菜には含まれず、魚類に多く含まれている成分。
とくに魚の脂肪分に多く含まれている。白身魚より青魚が有効です。
以前日本人の食事にはあじ・いわし・さんま・さばなど当たり前のように食卓にのぼっていた。しかし戦後の食生活の欧米化によって食習慣も変りその後EPAの消費量も減少し1950年代と比較したら現在の半分に低下してしまっている。


●EPA(エイコサペンタエン酸)

●DHA(ドコサヘキサエン酸)


1951年一日に255mg摂取

1985年一日に90mg摂取

EPAとDHAはアジやイワシといった背の青い魚に豊富に含まれる成分で手軽に摂取できて継続して摂取することで血中の中性脂肪を低下させる。

肥満(内臓脂肪肥満型)

肥満とは身長に比べて体重の割合が大きい状態のことで摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが崩れることで肥満になる。内蔵脂肪が蓄積したり高血圧、糖尿病など合併症があるなど医学的にみて治療が必要だと判断される場合は肥満症になります。
日本肥満学会では判断基準としてもっとも望ましいのはBMI値22としています。BMIとは国際的に用いられる肥満の指標のことです。この数値が25以上になると高血圧、高血圧、糖尿病、高脂血症がおこりやすくなります。


2つの肥満体型
内臓脂肪型肥満(リンゴ形肥満)-----上半身肥満、男性に多いタイプ腹部に脂肪が多くなる。

皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)-----下半身に脂肪がつく肥満、女性に多く腰、尻に脂肪がつく。

●ウェストが男性で85センチ、女性で90センチであれば「上半身型肥満」

●X線CTで腹部の断面像を撮影、内臓脂肪面積が100cm以上あれば「内蔵脂肪型肥満」

合併症
内臓脂肪が蓄積している人は糖尿病、高脂血症、高血圧など冠動派疾患の危険因子が重なりあった状態は「死の四重奏」、「メタボリックシンドローム」と呼びます。

治療法
内臓脂肪を減らすポイント
1.食事から適正なエネルギーを摂取し軽い運動をする。食事からのエネルギー量を適正に維持し毎日軽い運動をする。内蔵脂肪は新陳代謝の活発な脂肪ですのですぐに効果があらわれてきます。内臓脂肪が減ってくると中性脂肪や血糖値、血圧も安定してきます。

毎日体重を測ろう
100g単位で表示できる体重計を用意して毎日同じ時間に衣服も同じ状態で(スウェットなど)測れば経過の過程がよくわかります。


高血圧

高血圧には遺伝的な要因や塩分の取りすぎ、飲酒、運動不足、肥満、ストレスなど生活習慣が原因「本態性高血圧」と「二次性高血圧」があり前者が9割を占めています。怖いのは一般的にお症状がないのが特徴で「サイレントキラー」と呼ばれています。血圧とは血液が流れるときに血管壁におかかる圧力のことで、心臓が収縮するときの圧力を「収縮期血圧」拡張したときを「拡張期血圧」といいます。
WHO(世界保健機構)と日本高血圧学会が作成したガイドラインでは最大血圧が140mmHg以上、最少血圧が90mmHg以上を高血圧と定めている。

●若年、中年者は130/85mmHgが適正。

●高齢者は140/90mmHg以下が望ましい。70代以降は160~170/90mmHg以上を治療対象としています。

●糖尿病、腎臓疾串合併者は、130/8585mmHg未満を目標に治療するのが最適です。

合併症
高血圧が長く続くと血管が強い圧力で押されるため、もろくなってきて動脈硬化が起こります。
コレステロールや中性脂肪、糖などドロドロの血液を毛細血管のすみずみまで行き渡らせるには心臓は強いポンプ運動をしなければいけなくなり血圧が上がり血管にドロドロの血液が強い圧力でぶつかり傷つきそこにコレストロールが入り込んで動脈硬化を進めることなり、結果さらにさらに血圧が上がりことになります。
高血圧によって脳の動脈や心臓の冠動脈が傷むと死の危険が大きくなります。糖尿病と同じく多くの合併症があり糖尿病の方は高血圧を同時に発症したり2つを発症してる場合は心筋梗塞や脳梗塞を起こす可能性が大になります。

血圧を計ろう
血圧は通常明け方から上昇し午前11時から5時にかけてピークに達し睡眠によって下がり始め深夜に最低になる「日内変動」があります。

血圧を測るポイント
1.測定は起床時と就寝前の2回行う

2.計る位置が心臓と同じ高さになるよう枕などで調節しよう

3.5分間安静にしてから計る

4.計る前にトイレを済ませておく

こんなときが血圧が上がりやすい!
●朝起きて直ぐの運動や時間にゆとりのない行動

●激しい運動をした時、運動のしすぎは逆効果

●ストレス・興奮したとき 普段から気持ちにゆとりをもち熱くなったら気持ちを切り替えることが大切

●寝不足のとき 睡眠不足が続くと疲れやすくイライラしやすくなって血圧が上がります。短時間でもぐっすり眠るほうがいい。

●室内外の温度差が大きいとき 温度差が大きいときほど血管に負担がかかります。また寒いと血圧が上がります。

●排出時にいきむ 冬場のトイレは脳卒中を起こしやすいところです、尿の我慢は血圧を上げるので注意しましょう。

高血圧の治療は薬物療法と食事療法があります。軽い高血圧の場合は食事と運動療法だけで行って様子を見よう。

血圧を下げるポイント

1.塩分を控える(1日に取る量は10g以下)
2.減量する(肥満のひとが適正体重まで減量するとそれだけで血圧が下がる。
3.禁煙(たばこ1本で10㎜Hg上昇するといわれています。動脈硬化を促進するものですからはやい禁煙をしましょう。
4.適度な運動を行う(食後1~2時間以内に30分程度の軽い運動
5.ストレス解消(血糖値も血圧も上昇します。自分にあったストレス解消をみつけましょう)

高脂血症

高脂血症は主に高コレステロール血症と高中性脂肪血症があり、どちらも動脈硬化の重大な危険因子です。
高脂血症は3つのタイプ高脂血症とは血液中にコレステロールや中性脂肪などの脂肪が異常に増えて、血液がドロドロになった状態をいう。血液中の中性脂肪値が高いのが「高中性脂肪血症」、LDL(悪玉)コレストロール値だけが高いものが高コレストロール血症、「低HDLコレストロール血症]という。
一番多いのはコレストロールと中性脂肪の両方が高い場合です。食生活、運動不足、ストレスがほぼ原因ですが、血液中の脂肪が多くなりやすい体質の人や遺伝的な素因が関係している場合もあります。高脂血症は自覚症状がないまま動脈硬化が進みやがて心筋梗塞や脳梗塞など引き起こします。

コレストロールと中性脂肪を運ぶ「リポたんぱく」


●HDL(高比重リポたんぱく)一番小さいリポたんぱくでたんぱく質が多い。HDLが20%含まれるHDLコレストロールは善玉コレストロールと呼ばれる
●LDL(低高比重リポたんぱく)二番目に小さいリポたんぱくでたんぱく。LDLが50%含まれるLDLコレストロールは悪玉コレステロールと呼ばれる
●VLDL(超低比重リポたんぱく)中性脂肪を55%含む
●カイロミクロン 中性脂肪を90%含む

治療は食事・運動でが効果的

高脂血症の治療には食事療法と運動療法の併用が効果的です。

-食事療法-
高エネルギー、高脂肪の控えることが重要です。高中性脂肪血症はお菓子やアルコールをなど控えるようにし。高コレステロール血症の人は1日のコレステロール摂取量は300mgを越えないようにし抗酸化食品をつとめて取りましょう。

-運動療法-
運動は善玉コレストロールを増や中性脂肪を減らす働きをします。1回に30分を目安としてウォーキングなど有酸素運動をしましょう。

生活習慣病とは

生活習慣病となるメタボリックシンドロームを放置しておくと、時には命を奪い兼ねない怖いものだと認識してもらえればと思います。実際に肥満が原因で発症する病気は多く最近ではマスコミで頻繁に取り上げられています。とくに肥満は代謝に対する影響が大きくインスリンの働きが鈍り糖尿病になりやすい。肥満の方の多くが脂肪の貯蔵庫である肝臓が脂肪肝になり機能が低下している傾向があるようです。さらにあまった脂肪は血液中に入り込み、コレステロールや中性脂肪になり、高脂血症や高血圧、
動脈硬化など引き起こし脳卒中や心臓病など危険度が大きい病気の原因になっている。
その他痛風や運動障害、婦人病や骨粗しょう症などにも体脂肪が影響を与えている。


体脂肪が異常に貯まると・・・

高脂血症・高血圧・糖尿病・肝臓病・運動障害・

女性の病気・心臓病・動脈硬化・高尿酸血症・

●体脂肪は寒いときは皮下脂肪が放熱をおさえて体温の低下を防ぎ、暑い時には外気温が体内に伝わるのを防ぎ体温の上昇をおさえてくれる。

●脂肪がたまりやすい腹部、腰部、太もものなど皮下など内臓のまわりにたまりやすいのはここに白色細胞が多く存在するからです。

●中年太りの減量は脂肪細胞の中に中性脂肪が詰められて大きくなってるケースが多く、減量をして脂肪が減れば細胞がしぼみ効果はあらわれます。

●ウォーキングやジョギングなど有酸素運動を定期的に行い、栄養摂取を管理すれば善玉コレステロールは増え持久力も高まる。

2006年12月17日

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インスリンについて

メタボリックシンドロームは生活習慣病であり糖尿病とインスリンは、必要不可欠な存在です。体内で唯一血糖を下げるホルモンで、食後に血糖が上がらないように、調節する働きをするほか、血液中のブドウ糖を体内の細胞に送り込んで、活動エネルギーに変えたり、脂肪やグリコーゲンというものに変えて、エネルギーとして蓄える働きがあります。血液中のブドウ糖(血糖)を細胞内にエネルギーとして取り込むためのホルモン。すい臓のランゲルハンス島にあるベータ細胞から分泌され、血糖値を上昇し過ぎないよう調節する役割を持つ。
つまり、インスリンはブドウ糖のコントロールをしているんです。ですので、インスリンが不足したりうまく作用しないと、ブドウ糖が細胞に送り込まれず、血液中のブドウ糖が利用されなくなり結果として血糖値が上がります。 こうなると、筋肉や内臓にエネルギーが運ばれないから、体がだるくなるなどの症状があらわれます。
膵臓から分泌されるホルモン。エネルギー減となる血液中のブドウ糖を細胞内に取り込む時の橋渡し役を担っている。糖尿病ではインスリンの量が不足するか、インスリンへの感受性が低下しているためにブドウ糖を細胞内に取り込みにくくなる(インスリン抵抗性)。
インスリン抵抗性などにより血中のインスリンの濃度が上がることを高インスリン血症といい、脂肪の分解が抑制され肥満になり易くなる。また、高脂血症や高血圧などとも関係しているとされる。
一体内で血糖値を下げることのできるホルモンはインスリンだけなのです。
人間が活動するためには、食べ物によるエネルギーが必須です。ご飯などに含まれる炭水化物を胃や腸で分解し、さらに肝臓でブドウ糖に変えて、脳や筋肉のエネルギー源としています。インスリンは、すい臓のランゲルハンス島にあるβ細胞から分泌されると、肝臓へと送られます。肝臓はインスリンの力で、ブドウ糖をグリコーゲンというかたまりにし、肝臓の内部に蓄えます。
インスリンは肝臓で役目を果たすと、今度は全身の血液に入り、筋肉や脂肪組織に働きかけて、ブドウ糖の利用と蓄積を促します。食事をしたあと、一時的に増加したブドウ糖量はこのようにして調節され低下します。
インスリンがうまく作られなくなると、血液中のブドウ糖はエネルギーに変わらず、どんどん溜まってゆき、ついには、尿と一緒に体の外に捨てられてしまいます。体からエネルギーが失われ、倦怠感に襲われたり、血糖値コントロールもできなくなってしまう症状に。


2006年12月18日

インスリン

インスリンとは血液中のブドウ糖(血糖)を細胞内にエネルギーとして取り込むためのホルモン。すい臓のランゲルハンス島にあるベータ細胞から分泌され、血糖値を上昇し過ぎないよう調節する役割を持つ

インスリンのメカニズム
人間が活動するためには、食べ物によるエネルギーが必要です。わたしたちは、ご飯などに含まれる炭水化物を胃や腸で分解し、さらに肝臓でブドウ糖に変えて、脳や筋肉のエネルギー源としています。
インスリンは肝臓で役目を果たすと、今度は全身の血液に入り、筋肉や脂肪組織に働きかけて、ブドウ糖の利用と蓄積を促します。食事をしたあと、一時的に増加したブドウ糖量はこのようにして調節され低下します。インスリンがうまく作られなくなると、血液中のブドウ糖はエネルギーに変わらず、どんどん溜まってゆくことに。ついには、尿と一緒に体の外に捨てられてしまいます。体からエネルギーが失われ、倦怠感に襲われるだけでなく、血糖値コントロールもできなくなってしまうのです。

体内でインスリンを作り出すことのできない1型糖尿病の方は、自分で血糖値を測定し、外からインスリンを注入して、血糖値をコントロールしなくてはなりません。
おもな血糖自己測定法としては、採血器具で指を突き、必要な血液を試験紙にとって測定結果を読む方法があります。

インスリン注射
超速効型
速効型
中間型
遅効型
超遅効型
作用の速いものと遅いもの混ぜた混合製剤 などさまざな種類がある。

1日2回から4回症状にあわせて注射を行います。

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