メタボリックシンドローム診断基準と予防
日常での効果的な運動のコツは「NEAT(ニート)」という言葉が注目されている。
日常生活で立ったり歩いたりといった、運動とはいえない軽い動きをまめに行うと、体が消費するエネルギーが増え、「ニート」の値が増える。ニートが高い人では肥満が少ない。メタボリックシンドローム対策に有効なことが分かってきた
ニート(NEAT)英語「ノンエクササイズ・アクティビティー・サーモジェネシス
Nonexercise activity thermogenesis」の頭文字を取ったもの、直訳すれば「非運動性活動熱発生」症状が見つかってまだ間もない患者や、軽症であれば、食事療法と並行して行うことで、治療効果を上げる役に立ちそうだ。
●階段を使う
●立って家事をする
●立って本を読む
●テレビを立ったまま見る
●子供と遊ぶ
●電車の中で立つ
やせ気味の人と肥満気味の人の行動を観察した結果、肥満気味の人はやせ気味の人よりも1日平均で約2.5時間座っている時間が長く、歩行時間が少ない傾向があることが分かった。立っている時間を1日に2.5時間増やすだけで約350キロカロリー(ご飯約1杯半分のエネルギーを余分に消費した計算になる。
日本ではBMI(肥満指数)が25以上を肥満と判定する。米国では30以上が肥満。
体をこまめに動かす習慣がある人では、ニートの値が高くなっているのではないかと考えられた。運動をしていない安静時であっても、体は基礎代謝や日常生活の身体活動でエネルギーを消費している。日常で体をよく動かしニートが高くなると基礎代謝が増える傾向があり、運動をしていない時でもエネルギーを消費しやすい体になる。
運動は食事療法とともに行うことで効果を得られる
注意しなければいけなのは、ニートは食事療法との組合せで、効果が出てくるということ頑張って日常での活動を増やしても、食事療法がおろそかになると、十分な効果が得られない。またダイエットのような原料効果を期待すのは早計です。